早いものでもうゴールデンウィーク突入だが、まだまだお花見は楽しめる。連休に軽井沢に行かれる方は、高速を下仁田で降りて、日本三大奇勝の一つ「妙義山」を望む「さくらの里」を訪ねてみてはいかがだろう。
軽井沢へのアクセスに、僕は下仁田からのルートをよく使う。春は桜、秋は紅葉が素晴らしく、ついでに高速代も節約できる。
下仁田から国道254号を走ると、やがて軽井沢への分岐が現れる。右折して下仁田軽井沢線（上州姫街道もみじライン）を行って和美峠を越えれば、碓氷軽井沢ICから南軽井沢に行く道に合流する。その軽井沢への分岐の手前で右折して妙義山を目指すと「さくらの里」がある。
妙義山の南面山麓に広がる斜面を利用した県立の公園で、45種類、5,000本のサクラが植えられている。ソメイヨシノが一番多いが、各種の八重桜も多く開花時期がずれているため、4月中旬から5月中旬までサクラを楽しむことができる。園内には歩道やあずまやが整備されているので、お弁当を持って散策するのにもいい。
来週の土曜日、5月3日には「妙義山下仁田さくら祭」が開催される。野だての抹茶や、地元の花やこんにゃくなどが振舞われるようだ。写真は満開を迎えた先週末の様子。ソメイヨシノはもう終わってしまったが、ヤエザクラが見ごろを迎えるのは5月2日と予想されている。5月3日に軽井沢に行く、という方はベストタイミングなので、早起きして、お弁当を持って行ってはどうだろうか。
僕が尋ねたときはまぁものすごい数のバスツアーが来ており、この公園の人気を思い知らされた。大きな三脚を抱えたカメラマンも大量に見かけたが、僕はいつものようにコンパクトデジカメで手持ちでサクっと撮影。
山の斜面にびっしりとサクラが咲いている先に山々が見えて、とてもいい感じだ。
とにかく松井田妙義ICからの道は「管理事務所駐車場」の空き待ちで渋滞するので、必ず下仁田ICからアクセスし、「中之岳駐車場（妙義公園の第1駐車場）」に駐車して園内を歩いて行くとよいだろう。
