僕にとって、冬場のホテル予約は本当に悩ましい。長野エリアに絞ったとしても、エクシブなら蓼科と軽井沢、ハーヴェストなら蓼科の3つと旧軽井沢、泉郷だと八ヶ岳に清里、蓼科。いろいろな選択肢があって目移りしてしまい、なかなか決められない。
もちろんスキーを中心に旅程を組み立てるのだが、一緒に行くメンバーやお食事のことなどを組み合わせると、無限とも思えるバリエーションが生まれてしまう。この3つのクラブはそれぞれ予約時期が違うので、頭も混乱する（エクシブはフローティングなら1カ月前、ハーヴェストは2カ月前、泉郷は3カ月からの先着順）。
そんな中、この冬のとある週末にエクシブ軽井沢をチョイスしてみたのだが、その理由はコメントで教えていただいた「ウィンタースペシャルプラン」というお得なプランにあった。つい先日「冬の満喫プラン」が軽井沢の「グランドエクシブ化」に伴って改悪となった旨の記事を書いたばかりだが、その反動からか、逆にお得なプランが登場しているのだ。
2009年1月6日から3月31日までの設定で、3連休と3月の週末には使えないものの、他の週末も使えて大人が1泊2食10,500円、小人が5,000円だ。1～2月は平日はルームチャージ差額なしで、休前日だとAタイプのみ差額なしである。「ジェネシス」の利用券が付くので、軽井沢の問題点である大浴場が有料、という問題も回避できる。
お約束なので一例として計算してみよう。ルームチャージが20,000円の洋洋室（定員4名）に大人2人と小人2人で宿泊すると、通常だと20,000円（お部屋代）＋（6,300円＋3,150円）×2×1.1（夕食代）＋（1,890円＋1,050円）×2×1.1（朝食代）で、合計47,258円になるところが31,000円で済む。
この例だとおよそ3分の2の金額で済む計算となり、かなりお得感がある（プラン特典のジェネシス分を含めればもっとお得ということになる）。また、1～2月の平日に大人2人で20,000円のお部屋を利用すれば、10,500円×2で21,000円だからお食事はタダに近い。
実は同じ日程で東急ハーヴェストクラブやセラヴィリゾート泉郷の各施設も検討したのだが、お部屋の快適さとこのプランのお得さが相まって、結局はエクシブで決着した。エクシブに飽きが来ている僕としては、まだまだ新鮮に感ずるハーヴェストや泉郷の利用にも魅力があり、珍しく悩みに悩んだのだが、総合力でエクシブが頭1つ抜き出ていることが現れたような結果だった。