真夏の台北のホテル選び

今日は台北でのホテル選びについて考えてみます。最初にホテラーの方向けに結論めいたものを書いてみますと、台北に関してはSPGが圧倒的に強いです。ですから、スターポイントをSPGアメックスで貯めるかバーゲンのときに買っておいて、ポイントで宿泊するのが費用対効果が高いと思います。

台北の中心部にあるSPGのホテルは以下のように多彩です。SPG修行の方は台湾へどうぞ。

W台北 SPGカテゴリー 6
ルメリディアン台北 SPGカテゴリー 6
ウェスティン台北 SPGカテゴリー 4
シェラトングランド台北ホテル SPGカテゴリー 4
アロフト台北中山 SPGカテゴリー 3

写真はアロフト台北のエントランスです。このホテルの近くに泊まりましたが、自分はチラ見しただけで利用していません。人気ホテルで規模もそれほど大きくないので、希望のお部屋が取れませんでした。立地はとてもいいと思います。

自分はSPGはほとんど修行しておらず、ステータスはともかくポイントが溜まっていません。それに、自分が得意としているヒルトン系は台北どころか台湾に1軒もありません。

そこで別案として、JALマイルを流し込んで日航系のOne Harmonyの上級会員(上から2番目のロイヤル)になりました。すると、スイートルームやデラックスルームの半額クーポンが発行されます。

これを使ってホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイやオークラ プレステージ台北に泊まろうと思ったんですが、残念なことにラックレートの半額ではぜんぜん値ごろ感がありません。Expediaとかで普通に予約した方が安いという体たらく。日本はお盆休みでも、台北の夏は暑くて、むしろオフシーズンだからね…。

というわけで、ホテルステイにはあまり重きを置かず、立地の良さでフリーにホテルを決めることにしました。

台北ははじめてなので、ステイを前半と後半に分けて、違う場所に泊まることにしました。参考資料として、ANAハローツアーのカタログから地図を引用します。

これを見ると、「西門町」「迪化街」「中山北路周辺」「永康街」「忠孝敦化駅周辺」「信義新都心」の6つのエリアが示されています。これを参考に検討した結果、前半は西門町付近、後半は中山北路周辺に泊まることにして、5つ星でリーズナブルなホテルで検討しました。

写真は西門町のランドマーク「西門紅楼」です。残念ながら改修中でしたが、9月には終わるみたいです。

(参考)西門紅楼 – Wikipedia

具体的なホテルについては追って取り上げるとして、ホテル選びのポイントになりそうなことを、体験を通じてまとめてみます。

1)MRT(地下鉄)の駅に近いこと
夏の台北はとにかく暑いので、MRTの駅に近いのがもっとも大事だと思いました。好みのエリアでなくても、MRTに乗ってしまえばなんとかなる、という感じなので、駅チカを最優先するのが正義、と思います。

また追って書きますが、台北のSUICAみたいな「悠遊カード(EASYCARD)」というのがとても便利でした。もともと安いMRTの料金(初乗り70円程度)が2割引きになったり、買い物にも使えるので小銭もたまらないし。

2)ホテルの近くにいろいろあること
いろいろというのは、夜市だったり、お食事処・レストランだったり、お買い物スポットだったり、観光スポットそのものだったり、足つぼマッサージだったり、人それぞれだと思いますが、これらが全部そろうのが理想ですね。

外は暑いし、1日はそれなりに長いので、ず~っと出かけているのは現実的ではありません。何度かホテルに戻って荷物を置いたり休憩したりしながらの旅になるでしょう。短時間であっても、癒やしの得られるお部屋を確保したいところです。

また、一度ホテルに戻ってしまうと面倒くさくて外に出たくなくなります。ホテルステイが目的ならそれでもよいのですが(例えばマカオのように)、自分の場合ははじめての台北でそれはありえなかったので、ホテルを拠点にしてどう行動するか、という点は大事だと思いました。

3)空港とのアクセスについて
今回、空港は松山ではなく桃園でしたので、空港へのアクセスについて、事前にかなり気にしていました。そこで、後半のホテル(帰り)はホテルから直接バスで空港に行けるところを選んだのですが、実際にはこれは意味がありませんでした。

行きは桃園空港から今年できたばかりの桃園空港MRTを使ったのですが、これが実にはやくて快適だったので、結局、帰りもホテル前からの空港バスは使わずに、地下鉄を乗り継いで空港MRTで帰りました。ですからこの部分も結局MRTの駅に近いが正義、ということになると思います。

2 comments

  1. リゾートボーイさん、台北周辺だけですか。勿体無い。
    次は台湾のハワイと呼ばれる本島最南端の墾丁か澎湖(ポンフー)なんてどうでしょう。
    リゾート地だったら原付が借り易いし車も少なめ。寄り道しながらプラプラするのが楽しい。
    台湾は南の台南がより親日的に感じます。果物も安いし。食事も美味しい。
    個人的には台湾で一番質の高い食事は、台湾ど真ん中の埔里だと思います。
    山の中で水がいいから野菜も肉も美味しく値段も台北に比較すると安いのです。

  2. Bさん、コメントありがとうございます。人生長いですから、だんだんと守備範囲を広げていきたいですね。

    海外旅行は、情報収集とその場の決断の連続で、五感のアンチエイジングに最も効くものじゃないかと考えはじめたので(そう考えると、国内のリゾートにリピートするのはその真逆だわww)、年齡を重ねるほどに海外に出ることを自分に課したいと思ったりしています。

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