サンメンにもルームチャージ差額

この1月15日からサンメンバーズ施設にルームチャージ制が導入された。それと同時に、必然的に「ルームチャージ差額」という、エクシブでは付き物の概念がサンメンバーズにも導入された。これまでのサンメンバーズはパーソンチャージだったから、宿泊プランを利用する場合には差額という考え方が存在していなかったのだ。

リゾーピア熱海で見てみると、デラックスルームでプランを利用する場合には、3名がプランの設定人数となっていて、1室2名以下の利用で差額が発生する。これはエクシブのスタンダードグレードの1万円~1万2000円のお部屋と同じで、お部屋の広さやルームチャージから言っても整合性が取れている。

ただエクシブと違うのは、施設によってその差額が異なる点だ(エクシブは全面的に差額は1人3,500円で統一されている)。リゾーピア熱海のデラックスの場合、2名以下でプランを使うと差額は3,150円だ。一方、リゾーピア箱根のデラックスでは差額を2,100円に設定するようだ。

つまり、スタンダードのお部屋を基準にして、デラックスとのルームチャージの差額を不足分としてチャージする方向だ(熱海の場合、スタンダードは7,875円で、デラックス和洋室Bが11,025円。箱根の場合はスタンダードは同じく7,875円で、デラックスは9,975円である)。

またエクシブの場合は、お部屋の設定人数に不足する分だけ差額がかかってくるが、リゾーピア熱海のプラン設定を見るかぎり、1名利用の場合でも、差額は2名分ではなく1名分でよいようだ(もちろん1名利用が可能なプランのみ)。さらに、1名の利用に限定した「お一人さまプラン」も登場しはじめており、パーソンチャージ時代と比較して不利にならないような努力も垣間見られる。

こうしてルールを変更しながらもきちっと辻褄を合わせてきたところはリゾートトラストらしい感じがするが、より複雑になったのも事実で、悩ましい要素が増えた気がしないでもない。

5 comments

  1. SEタイプの二人部屋にプランが設定されると常にニ名でRC差額なしになるのではないかと考え、長男とのふたり旅用にちょっと期待しています。細かい所でケチンボのRT社が例外規定を設けないことを祈っております。

  2. フロアシェアになって2人部屋が数多くできましたが、そうなると人数による差額というのはどうなるのか、っていうのは、僕も注目しています。まだ施設が新しいので、プランそのものができるのは当分先になりそうですが。

  3. 利用したことがないのですが、TBCC各プランはRC差額の記述がないので、そんな方向なのかなと、ナマアタタかく眺めています。

  4. リゾートトラスト前代未聞の格安プラン!
    「ワーケーション応援:ロングステイプラン」
    注:皆様あまり興味のない?サンメンバーズのお得情報です。

    先日、岐阜県のひるがの高原にある「サンメンバーズひるがの」に泊まってきました。ひるがの高原は標高が約900mあり、夏の避暑地として適しています。

    現在、驚くべき宿泊プランが実施中です。その名は「ワーケーション応援:ロングステイプラン」で、
    何と3泊分のお部屋料金で最長10泊可能なロングステイプランです。
    具体的には‥
    定員3名の洋室(約28㎡)利用の場合、1泊9,350円×3泊分の合計28,050円(税込)
    定員4名の和洋室(約40㎡)利用の場合、1泊11550円×3泊分の合計34650円(税込)
    この値段で10泊できます。しかも、定員内であれば1人でも2人でも、3人、4人でも同値段です。
    エクシブ会員は権利3回の使用でOKです。確認していませんが、最初に平日3泊すればレッド、ゴールド不要でしょう。

    洋室は狭いので和洋室がお勧めです。リタイアご夫婦2名で和洋室に10泊して34650円です。1人1泊1732円、1人でリゾートワークしても、1泊3465円。リゾートトラスト前代未聞の格安プランでは?もっともこのホテルはパーソンチャージ可能なので、1人で泊まって1泊税込み4400円です。

    個人的には非常に興味をそそられるのですが、ここでもマリオットが邪魔します。(涙)私はコートヤード白馬でロングステイします。

    参考までに、「サンメンバーズひるがの」の私のホームページから今までの旅行記(ちょっと古い)を添付しておきます。チロル風の高原リゾートにふさわしい素晴らしいホテルです。
    http://www.e-funahashi.jp/japan/sun/index.htm

  5. funasan、サンメンバーズひるがのの情報をありがとうございます。「プチエクシブ」との評価も高いサンメンひるがのですが、僕はまだ利用機会がなく、いつかのんびりと過ごしてみたいものだと思っています。

    ご紹介いただいた情報の公式リンクは以下にあります。
    サンメンバーズひるがの|ホテル情報|リゾートトラスト株式会社

    以下、脱線します。このような「お部屋のまとめ売り」は都会のホテルでもよく見かけます。ビジネスホテルでは定番になるかもしれません。

    一例として、アパホテルの「テレワーク応援プラン」をご紹介します。これは「月曜朝8時から金曜夜8時まで5日連続で利用できるプラン」として販売されているもので、一番安い設定だと13,000円です。これでウイークデーまるまる全部ですから驚きます。

    テレワーク応援プラン期間延長!|【公式】アパ ホテル|ビジネス予約サイト

    ウイークリーマンションやネットカフェなどの、テンポラリーな賃貸住宅市場にビジネスホテル大手が参入して、豊富な資金を背景にしたIT技術をもってコストダウンを図れば、都市生活の多様性が増して、ホテル利用の幅も広がるかもしれません。

    研究家としては、今ほどホテルに住む、日常的にホテルを使う、ということが現実的な時代はないので、いろいろと試しているところです。

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