ホテリアー

エクシブ山中湖にはじめて行ったのは2004年のことだが、当時僕は韓国ドラマにハマっていた。というか、正確には「ホテリアー」というドラマに魅せられていた。

ホテリアーは2003年の12月から東京ローカルのUHF局、MXTVで放映され、2004年6月からはBS日テレでも放映された。その後、ケーブルテレビの衛星劇場でも見てしまったので、僕は都合3回も見ていることになる。

詳しいストーリーはこちらのサイトでも見ていただくとして、はじめてエクシブ山中湖に行ったときの僕の印象が、「こりゃホテリアーの世界だな」というものだったのだ。僕にそんな風に思わせたのが写真の廊下である。

エクシブ山中湖の2号館の地下は、レストランを取り囲むようにぐるっと長い廊下があって、慣れていないとちょっと迷路に迷い込んだような感じになる。

ホテリアーの第17話で、ホテルを乗っ取りに来たペ・ヨンジュン演じるドンヒョクが、ホテルのスタッフエリアの廊下に入り込んでいくシーンがある。ホテルで生き生きと働くスタッフを見て、M&Aに来た立場から、そのホテルを愛してしまうようになる心の動きが描かれるシーンだ。

僕もエクシブ山中湖でこの廊下に迷い込み、すれ違うゲストの楽しそうな様子や、こんにちはと呼びかけてくれるホテルスタッフの姿に触れた。そこには、単に安くホテルを利用する手段と思っていたリゾート会員権という枠を超えて、エクシブというものに魅せられてしまう瞬間があったのである。

自分とヨン様を重ね合わせてバカみたいですが、この廊下はそんな思いを呼び覚ます、僕にとっての思い出の場所である。

ホテリアーはリメイクされて、現在、テレビ朝日で木曜日夜9時から放映中だ。こちらはヒルトン東京ベイが舞台になっています。ホテルフリークの方はチェックしてみてください。

4 comments

  1. はじめまして。
    エクシブに関する記事・情報を辿って、あちこちを漂泊致しております。
    こちらのサイトもしばらく前から拝見いたしておりますが、なにぶんにも情報量が多くて、当面キャッチアップできそうにはありません。
    しばらく通わせて頂きたいと思います。
    ご挨拶が遅れましたがどうぞよろしく。
    私も、ホテルとの出会いはそもそも文芸系で、中学の頃に読んだアーサーヘイリーの「ホテル」というディープサウスを舞台にした小説でした。その後はホテルマンになることもなく、いたずらに齢を重ねつつ、実際にコーネル大のホテル学科に入学した人の話とか、友人の弟がローザンヌのホテル学校からドルダーグランドに就職した話などを ちょいと悔しい気持ちで聞いたりしております。まあホテルマンになるのはもう無理でも、小説「ホテル」に出てきたニューオリンズ式というヘビーな朝食くらいは、実際に食べてみたいと思ったりしています。ではでは。

  2. 皆様、今晩は~ ミーハーなdionです!
    resortboyさん、いつも拝見させていただいてます。
    今日は日本版ホテリアーを見ながらダラダラと綴っております。
    私もこの韓国版のホテリアーに嵌りました。(^^;
    冬ソナのヨン様よりホテリアーの方がシャープで素敵でした!

    さて私もホテリアーのシーンを彷彿させる場所があります。
    それは鳥羽なんです。
    鳥羽ってコテージがありますし、ジムがありますでしょ。
    それにアネックスから本館までの坂道をジョギングするなんてカッコイイでしょ?!
    ヨン様が朝ジョギングするシーンと交差します。

    そんなシーンを思い起こしながら、我が家のメタボ君に「ショギングして来て!」とお願いしても「や~だ~! シャトルバスとお友達~」と言う返事ばかりです。(--;
    腹が立つので自分で走ってバスと競争してます。(ハズ~)

  3. Balthasarさん、はじめまして。エクシブのご購入をご検討されていらっしゃるのですよね。僕のサイトはあまり整理されていないというか、計画性もなくあれこれと想いをつづっているのであまり体系だった知識として参考にならないと思いますが(^^; 何かお力になれることがあれば、お気軽にご質問、コメントいただければと思います。

    そういえば、アーサー・ヘイリーの「ホテル」もホテリアーと同じで、経営不振のホテルに乗っ取り屋が乗り込んでくる、というお話なのですね。ぜひ読んでみたいと思います。

    dionさん、私的なネタに反応していただいてありがとうございます。鳥羽のコテージがソウルホテルのサファイアヴィラってわけですね。19話の冒頭でドンヒョクがジョギングするシーンが思い出されますね(濃ゆい話ですみません>わからない方)。

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