マカオの旅の後半は、サンズ・コタイ・セントラルにあるコンラッド(Conrad Macao Cotai Central)を利用しました。今日はそのチェックインの時の話を書きます。冒頭の写真はエントランス部分です。コタイセントラルに4棟あるホテルビルのうち3つが写っていますが、向こう側の2つはシェラトンで、手前のビルにコンラッドとホリデイインが入っています。
こちらがコンラッドのロビーです。それなりに巨大な空間ですが、もはやサイズ感に対する感覚がマヒしているので驚きはありません(笑)。
通常はこのフロアにあるフロントでチェックインしますが、僕はスイートルームへの宿泊でしたので、39階にあるエグゼクティブラウンジに来るようにと、事前にコンシェルジュからメールで案内がありました。
エレベーターに乗って39階へ。
エレベーターを下りてラウンジに向かおうとした際、予想外のことがあって相当ビビりました。奥の通路に向かうと、通路をさえぎるようにモノモノしい感じの男性が中央に立っているのです(この写真は後で、こっそり撮ったものなので、もちろんその男性は写っていません)。
奥にAPEXと赤い字で書かれているのがわかると思いますが、このロゴの前に男性は立っていました。
さらに寄ってみます。
日の丸のような赤いマークに「金御会」と書かれています。このマークを見て、事態が理解できました。すでにマカオ半島で自分は「金沙会」に入会していましたからね(笑)。
そう、ここにはカジノがあるのです。男性はカジノへの入室を監視するためにここに立っていたのでした。
それにしても、このマカオでカジノと言えばホテルの1階など、もっと入りやすい場所にあります。コンラッドの下にもありますし、シェラトンの下にもあります。その場でなんとなく理解しましたが、後で確認すると、ここには巨額の資金を投じる「VIP専用カジノ」があるのでした。それが金御会、APEX Clubでした。
おいおい、こんなところでチェックインするのかよ、と、なんちゃってVIPの自分はヘンな汗が出る思いでしたが、この入口を入って右が金御会、左に曲がるとホテルとしてのコンラッドの廊下になっていて、金御会とはちゃんと区別されていました。
考えてみれば当たり前なのですが、こんな風に入り口が一体化しているし、事前に心の準備がなかったものですから、マカオの旅で最もビビった瞬間であったかもしれません。
というわけで、無事にエグゼラウンジに到着。日本で経験したのと同じような雰囲気の空間に、なんだかとてもホッとしたのでした。