本館へのアクセスが問題だ

開業したばかりのエクシブ軽井沢パセオだが、本館施設へのアクセスに大きな問題がある。事前に図面を見ていた段階では気が付かなかったのだが、この施設は全面的に外廊下であり、お部屋のドアを開けるといきなり屋外なのである。

今日の軽井沢は大雨で午後には雪もちらつく悪天候。こんな日には一度お部屋に入ると外に出る気がしない。ベンダーコーナーに氷を取りに行くのもためらわれる。

レストランに行くにも、ラウンジに行くにも、もちろんスパに行くにも、長い外廊下を通って本館に行かなければならないわけだが、雨が振ったら濡れずにたどりつける保証はない。

写真でわかるとおり、雨の日には一歩外にでればびしょびしょだし、信じられないことに外廊下は一部屋根が途切れていて、必ず傘をささなければならないのである。

本館エリアには3号館を通じて接続しているが、雨の日には外を通れないので、中庭を取り囲む3号館のあの長いジグザグ廊下をぐるっと一周回らなければならない。一周回るだけならまだしも、階段の上下動まであるので心が折れる。

サンクチュアリ・ヴィラではないから送迎サービスなどは一切ない。パセオから本館に行くだけでもうヘトへトだ。この不便さはいったいなんなんだ!と、霧にけむる空に向かって叫びたくなる。

春を思わせる暖かさから一転して寒気が流れ込み、真冬の寒さが戻ってきた軽井沢。明朝の予報は氷点下9度である。「スパリゾート」にいながら、ダウンジャケットを来て朝風呂に向かう。こっけいとしか言いようがないではないか。

10 comments

  1. たしかに一度部屋に入ると出掛ける気がしません。スパにも今のところ、一度しか行っていません。そういえばECタイプでも、部屋に電動カーテンが付きましたね。

  2. こんばんは、いつも楽しみに拝読しています。ただ今帰宅しPCを開きなんとタイムリー!!な。ムセオからの帰りです。今日は本当に寒くどしゃぶりでしたね。探検好きの私共はムセオ~ここも途中に屋根なく~サンクチュアリ~翠陽~本館~プール横を傘さし(長い距離の3号館を歩きたくなくて・・・)~パセオにたどり着きました。外階段を降りて行く時に19歳の娘が滑り尾骶骨をしたたか打ち、頭には大きな瘤を作りしばらく起き上がれませんでした。よく見ると階段の滑り止めをつける様な所がなんとも美しく磨き御影石(と思います)が入っていました。滑るのは当たり前です。夫はこれは欠陥だ!人災だ!とお怒り。老若男女のすべての皆様、どうぞ注意に注意を重ねて雨のパセオ階段は降りて下さいませ。明日、滑りません様に。

  3. あきかぜさん、転ばれたのはたしか1階でしたね。清掃スタッフが集まっていたので、声をかけるべきかどうか逡巡しておりました。お大事になさってください。

  4. ドクター様
    有り難うございます!そうです一階です。騒ぎになっておりました。あれからサンクチュアリに戻り、ソファーに寝かせ尾骶骨に湿布、頭をベンダーから取ってきた氷で冷やし1時間位様子を見、大丈夫そうだったので帰りの途につきました。
    以前、私、滞在中に尿管結石の痛みに悲鳴を上げ御代田の病院に駆け込んだ事があります。全く・・・私共には軽井沢エクシブとは相性がよくないのでしょうかしらと。
    明日は天候回復致しますように☆

  5. 軽井沢は、ほとんどのエリアが建ぺい率・容積が20%以下に絞られていて、通路や廊下に壁を立てない事で居室面積を稼ぐ必要があります。
    通路を地下に埋設すれば建ぺい率制限をクリアしつつ屋根・壁を確保できますが、コスト増となります。
    軽井沢の地下利用の事例としては、大昔の会員制施設アクシオンが、ドライエリアを中庭に確保して3層構造にしたことがあったと記憶します。
    会員権が「刷れば売れる時代」の企画であればパセオ・ムセオも濡れずに本館に通じたのかもしれません。
    屋根が途切れている部分は開発エリアの境、あるいは未処理の赤道が入っているなどの状況も想像できます。
    開発の概要につき興味の有る方は各地市区町村役場の建築指導部所・都市計画部所・土木事務所などで「開発登録簿」の閲覧・複写申請が可能です。
    開発登録簿には部屋の間取りは出ていませんが、敷地範囲・建物位置などが記載され、どのような考え方で開発が推進されていたか読み解くヒントが書きこまれています。
    都市計画法46条+47条の規定で特に資格なく入手可能なのでご興味の有る方はどうぞ。有料ですが概ねどこでとっても1000円以下です。

  6. あきかぜさんの書き込みを朝読んだ後に、パセオの見学に行ってきました(本館宿泊であったので)。チェックアウト済みの部屋を清掃の人に見せてもらって話していると、昨日転倒された人がいてと話していました。確認したのですがたしかに転びやすそうで気をつけなくてはと思いました。

    パセオでチェックインとチェックアウトが出来るのは今回行ってみてわかったのですが、ラウンジやスパを利用するときはつらいですね。初夏や秋はいいと思いますが、冬は寒そうですね。

  7. 皆さんこんばんは。ドクターさん、あきかぜさん、とちぎさんとはニアミスでしたね。あきかぜさんのお嬢さまは本当にお気の毒でした。

    階段のこともそうですし、このホテルの設計には安全性に問題があると感じました。雨を避ける構造になっていないのと、見栄え重視でいかにも滑りそうな石材が使われているのが写真でもわかると思います。

    それに天候によっては水滴が氷になるでしょう。そうしたらものすごく危険です。過冷却で地面に雨があたった瞬間に凍結するような雨が振ったら、ハウスキーピングの手には余るでしょう。

    実際、4月だというのにパセオから本館に行こうとすると、凍結しているから屋外は通らずに3号館内を回れと、立て札が立っていました。立て札を無視して進むと、プール前の木製の階段は表面が凍っていました。

    どうしてこんな危険なものを作ってしまったのでしょうか? その疑問にbalthasarさんが明快に答えてくださいました。利用者不在の設計に、作り手の姿勢が色濃く出ています。

    伊豆や鳥羽ならわかりますが、冬場には平気でマイナス10度とかになるところです。パセオの部屋の前や通路が凍るようなことになったら、見栄えを捨てて滑り止めのマットを引かざるを得ないでしょう。会社の方針はともかく、スタッフは現場の判断で安全性の確保に努めてほしいと思います。

    本館への送迎があればいいのでは?という意見もありましたが、それは違います。パセオのフロントに行くまでに上記のような問題がそもそもあるのです。また、鳥羽や伊豆のコテージ棟は建物の前に駐車できますが、パセオの場合は駐車場に行くにはフロントを経由しなければ外に出られません。

  8. 本館への送迎はないとのことですが、夕食時の中国料理への送迎はパセオから大丈夫なのかどうか、4月14日に泊まるので試してきます。

    見栄えを捨てて滑り止めのマットというと、グランデコの露天風呂やプールの外にあるスパのようですね。

  9. 御影は磨き仕上げはもちろん滑りやすいのですが、バーナーで仕上げても小叩きで仕上げても雪が降ればすべります。皆様お気をつけ下さい。(石工より)

  10. resortboyさん、皆さん、こんばんは。

    新しい施設を早く体験したいと言う気持ちはもちろん、春休み中に行っておかないと次はいつになるやら
    というあせり(笑)から、パセオでもムセオでも良いから交換成立するならどこでもと頼んでおいたら、ムセオ
    の5人部屋、和洋室が取れたというので、行くメンバーかき集めて、2泊3日で訪問してきました。

    このタイトルにある、「本館へのアクセス」ということでは、ムセオは、パセオよりもっと困難で、パセオで文句
    言ってたらムセオはどうなるの?と言いたい感じです(笑)。
    直前にこの記事で、アクセスのこと、頭にはありましたが、実際の体験は想像以上でした。

    ムセオから本館への送迎はありませんが(もしかすると、付近住民と「しない」という約束もあるのかもしれないけど、)
    実際問題として、旧中山道から18号経由あるいはパセオ経由で本館まで送迎と言うのは無理があり、この建物配置
    なら、無くて仕方なしとも思えます。

    では、本館まで、どうやってたどり着くかと言うと、同じく外廊下のムセオの自室を出て、外を歩き
    (一応、パセオと同じ屋根あるも、なぜか一部、途切れている)、サンクチュアリにたどり着き、そこからまた歩くか、
    車で送ってもらうという難行。戻るのも同じですよ!(笑)。

    滞在の中日の午後は寒い上、一時激しい雨風で、元々、本館レストランの予約はしてなかったですが、してたとしたら
    キャンセルしたかも?とも思えるほどです。

    部屋に居る分には(パセオでも、もちろん!)流石、OH!エクシブ、快適ですので、要は、本館やサンクチュアリ(元の施設)と、基本的に関係ない新たな施設(たまたま敷地が隣接しているが・・)と考え、館内にレストランや自室にキッチンはない(ここがリゾマンと違う)ので、食事は自由に外に出てする(本館レストランも選択肢の一つ)と割り切ってしまえば、
    素敵な滞在となります。車(自家用でもレンタカーでも)は、必需でしょう。

    私的には、単独施設としてみれば、非常に気に入りました。
    これから行かれる方、本館へのアクセスで、不快な思いをし、せっかくのお出かけが台無しになるのを避けるため、
    あらかじめ、しっかりこの点だけは、押さえておかれたらと思って、コメントしました。

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