お子さまメニューがむしろ豪華だった件

前回、冬の格安コースでのお食事内容を紹介したが、そのときのお子さまメニューについて今日は紹介しよう。エクシブ蓼科の中国料理レストラン「翆陽」での3,150円（税込サ別）の「お子様コース」である。

同時にいただいた大人向けメニューは4,200円相当だったのだが、量が少ない分、むしろお子さまメニューの方が豪華だったのである。冒頭の写真はオードブルの「車海老のオーロラソース サラダ仕立て」だが、なんだかお子さま向けには似つかわしくないゴージャスなお皿で登場し、大人たちからは「あれ～」という驚嘆の声が漏れていた。お皿だけではなく、食材も、大人の蒸し鶏に対して、子どもの方は車海老と、なんだか1ランク上だ。

続いてのスープがこちら。「ズワイ蟹肉入りふかひれスープ」である。大人コースにおいてはふかひれはオプションであったが、子どもには標準装備（！）なのであった。

次の海鮮は「ホタテ貝柱、イカと季節野菜のあっさり炒め 卵春巻き添え」。大人と同じような展開だが、やはり食材で大人コースは負けている。春巻きもパリパリしていてビールに合いそう…。

そしてお肉は「牛ヒレ肉のミニステーキ　特製ソース」。本当に一口だけなのだが、美味しいお肉であった。なんだかくやしいので、頼んで子どもからもらったのである（苦笑）。

最後にシメのチャーハン。量が少ないとはいえ、この程度で十分という女性の方もいらっしゃるだろうし、内容・構成としてもなかなかのものである。

最後にデザートが来て、またガックリ。お子さまコースは豪華4種盛りのデザートプレートである。僕も胡麻団子が食べたかった。さすがに頼んでもこちらはわけてもらえず（苦笑）。

といった具合で、大人向けの4,200円コースは十分によい内容だったのだが、なんだかお子さまメニューがむしろ豪華だった、という今回のお食事でした。