春スキーはつらいよ

というわけで、予告どおり春スキー第一弾を楽しんできたのでご報告である。と言っても、この写真でわかるように、週末の八ヶ岳方面は結構な雨だったのである。

土曜日の日中はかなりの雨で、まったくスキーができるような状況ではなく、仕方なく八ヶ岳リゾートアウトレットに行って買い物三昧となった。

このアウトレットは以前も書いたように、ブランドものを安く買うという視点ではパっとしない店が多いのだが、今回はそこを逆手に、靴のABCマートや、子供服のオシュコシュ・ビゴッシュ、安物アパレルのナインブロックス(ポイントのアウトレットブランド)といった実用路線でいろいろと買いまくって、それはそれで満足の行くショッピングだった。

明けて日曜日は曇天で雨はあがったのでスキー場へ。チョイスしたのはブランシュたかやまスキーリゾート。お目当ては「なんちゃってクロス」である。

クロススキーとは「雪上の障害物競走」とも呼ばれるフリースタイルの競技の一つだが、それを模して子どもでも楽しめるようなスラロームやバンクが設定されているコースだ。他のスキー場でこのようなものはなかなかないので、このスキー場を訪れる一つの理由となっている。

実は1月にも行ったのだが、そのときには積雪不足でオープンしていなかった。我が家の感覚では、このコースがあるとないとではこのスキー場に対する満足度が異なるので、気になる向きは事前に問い合わせることをお薦めする。

それほど標高の高いスキー場ではないし、前の日にかなり雨が降ったので雪質はまさに春スキーのそれだったが、積雪量はまだまだ十分で問題はない。ただし、やはり春スキーは水ものというか、流動的なものとして考えないといけないな、という思いを強くした。

土曜日のように気温が高くなって雨が降ってしまうともうどうしようもないし、その影響は雨が上がった翌日にも及ぶ。今回つらかったのはぬかるみの泥であった。

駐車場が前日の雨と雪解け水でドロドロで、クルマとゲレンデの行き帰りでウェアの裾や靴が汚れてしまった。クルマも汚れるし、用具の後片付けの手間もいつもの倍、という感じ。これは極楽スキー派としては想像以上にガッカリする事態であり、遭遇してしまった場合に回避する方法も思いつかない。

というわけで、今回の教訓。1)春スキーには泥対策が必要。2)雨が降りそう、または大量に降ってしまったら潔く回避。

なお、ブランシュたかやまの名誉のために付け加えておくと、ぬかるみの件は駐車場に入る前に警告の告知がありました。まぁ現地でわかってもどうしようもないのですが。

6 comments

  1. ブランシュたかやまでは、なんちゃってクロスの他に、スノーモービルとチュービングが子供たちの人気でした。下のゲレンデから延々と横に移動するリフトが難点でしたが、上の駐車場を利用するとあのリフトは回避できるのでしょうか。

  2. resortboyさん、てるちゃんさん、こんにちは。

    この飛び石連休では、気温が高い土曜入りを避け、日曜に白樺国際へ直行。
    あいにくの天候でしたが、おかげでバーン状況が終日良く、夕方まで十分楽しめました。
    昨日も白樺国際でしたが、気温が上がらないため、バーンが日曜より固い感じで素晴らしいコンディションでした。

    さてブランシュですが、上の駐車場を利用すれば下の“鈍行”リフトは回避できます。
    今シーズンから緩斜面のペアリフトがオープンしたので、初級者連れも上だけで楽しめます。
    ただし、本ブログでおなじみ(?)の「山木綿で炭火焼肉」の山木綿さんが運営されるレストランは、一番下のレストハウスなので、一度下る必要がありますが。

  3. てるちゃんさん。たたおさん。resortboyさん。こんばんは。

    ブランシュに関してですが、たたおさんがおっしゃっている様に第2駐車場を利用すれば、低速の第1ロマンスリフトは回避できます。
    09~10シーズンに初めてブランシュに行き(スキーヤー限定で滑り易くお気に入りのゲレンデとなりましたが)、事前に口コミサイトを見て低速リフトは回避出来ましたけど、冬本番の時期だとあの坂を上りきれない・自信が無い場合は第1に止めるしかないんですよね…。

    17日は親友と日帰りでスキー場に行きましたが何処も天気予報が雨でゲレンデ選択に苦慮し、賭けで行った栃木県のエーデルワイスは朝の2時間位だけ降雪があり、後は雨でした。
    全身ずぶ濡れになりがら(意地で?)滑りましたが体調を崩しては話しにならないという事で、昼ちょっと後に勇気ある撤退をし帰りはのんびりと帰宅しました…。

    春スキー対策とかではないのですが、自分はゲレンデに向かう際に「①、水が入った小さなポリタンク」と「②、洗濯時に使用する様な小さくて柔らかめのナイロンブラシ」を毎回持っていってます。
    ①の目的は汚れ落とし+ゲレンデに硫酸(アンモニウム?)が撒かれた時のエッジの錆び対策で、②はビンディングなど細かな所に入ってしまった雪を落とす為の物です。
    春スキーの時期になると①は活躍するので量を増やして持っていってますが、(自分は板は車内積みですけど)しっかりと水気を取らないとエッジの錆びの原因となりますから、タオルを持っていくのをお忘れなく。

    今週末or軽井沢がオープンする辺りに軽井沢・蓼科エリアに行こうかと思ってますので、resortboyさんが撮影された写真がゲレンデの状態の参考になりました。ありがとうございます。

  4. たたおさん、エスコートさん、ご回答ありがとうございます。
    うちの子供たちはチュービングがえらく気に入っているので、次回訪問の際には
    下の駐車場に車を置いてチュービングをした後に、上の駐車場に移動、というプランになりそうです。
    山木綿のレストハウスの件は気が付きませんでした。要チェックですね。

  5. てるちゃんさん、こんばんは。

    山木綿のレストハウスは、メインのセンターハウス(下の駐車場に停めたときにリフト券を買う建物)内にあります。
    http://www.blanche-ski.com/facility/restaurant/index.php

    あと上の駐車場は、真冬のグランディ羽鳥湖の駐車場にたどりつけるなら、ブランシュでも大丈夫だと思います。
    ただし、上の駐車場のほうが早く埋まる気がしますのでご注意ください。

  6. 皆さんこんばんは。僕はブランシュではほとんど上のクワッドリフトしか使っていません。たまに山頂に行くペアリフトを使う程度で、それはそれで飽きてしまうところもあるんですが、下からの長~い鈍行リフトはつらいものがありますよね。

    山木綿さんは今シーズンから冬はブランシュで営業なんですね。僕は今シーズンは一度も下ゲレンデに行っていないので、まったく気づいていませんでした(^_^;)

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