エクシブ伊豆の日本料理レストラン「黒潮」の朝食メニューが大きく変わったことをお知らせしたのは昨年の11月だった。早いものでもう半年も前だが、その後、実際にこの朝食をいただく機会を持ったので、遅まきながら報告してみたい。
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朝食をいただきに黒潮に足を踏み入れると、正面に2つの羽釜と鉄鍋が配置され、お米と味噌汁に関する説明板が置かれている。「原点回帰」というキャッチフレーズのこの朝食膳は、羽釜で炊いた炊きたてご飯と、具だくさんの味噌汁が売りなのだ。
以前より、エクシブのご飯のイマイチさに、なんとかならないものかと感じていたので、このアプローチには期待が高まる。そして運ばれてきたお膳がこちら。このほかに、鯖と金目鯛の干物が1切れずつ供される。
期待のご飯はこちらである。「やばい…」と、一瞬にして期待は不安へと変化した。
写真からもわかるように、粒がつぶれており、完全に炊き上げに失敗している。福島産の「絶品米コシヒカリ」だそうだが、これでは我が家の炊飯器の方が何倍もマシである。
もう一方の売りである味噌汁は、これはなかなかのおいしさだった。ごろごろと大切りの野菜が適切な硬さで煮えていて、それなりに技を感じる。
だが、以前の和食膳に比べて、何かが違うのだ。品数が少なくなった(昔に比べると、籠盛りがなくなって、小鉢も1つ減っている)ことと、このご飯と味噌汁の直球勝負によって、「がつがつ食べる朝食」になってしまっている。これは体験してみると、実にさみしい。以前は、「品数の多い朝食をのんびりと」という感じで、時間をかけてゆっくり楽しんでいたのだが、「原点回帰」をした結果、粗野な印象の朝食へと変化してしまった。
残念ながら、これではおよそ2,000円をかけて楽しむ価値は乏しいと言わざるを得ない。夕食のグレードダウンも近頃はなはだしいし、エクシブのレストランの劣化にはアタマをかきむしるようないらだちを禁じえない。
部屋代ももはや安くなく、メシも高くて○○いのでは、救いようがないではないか。
resortboyさんおはようございます。確認していませんがHPで蓼科の花木鳥の朝食メニューを見ると、そばがなくなっているみたいですね。すごくおいしいとは思わないですが、何気に好きだったので本当であれば残念です。
そいのおやじさん、こんにちは。さっそくWebサイトで確認しましたが、お蕎麦は消えていますね。信州そばはエクシブ蓼科の和朝食を象徴するアイテムでしたので、なんとなく没個性的になってしまったようで残念ですね。
エクシブ蓼科のお蕎麦の件ですが、6月26日に宿泊し今日花木鳥の和朝食を食べてきましたが、小さいながらもお蕎麦はついていました。美味しかったですよ。
今年は春に二回蓼科を利用しましたが二回とも和食膳にはそばが付きませんでした。6月に付いていたとすればたぶん復活したのだと思います。この勢いで納豆・海苔の卓上バスケットが復活するとよいのですが。
美濃赤坂雄さん、いらっしゃいませ。Baltasarさん、こんにちは。お蕎麦復活、ということだとよいですね。僕も珍しく夏にエクシブ蓼科に行く予定がありますので、確認してこようかと思います。
7月18日から19日で伊豆に行ってきました。くもりだったのでプールは寒かったです。朝食を怖いもの見たさで和食を食べてきました。ご飯はお粥という選択肢が無くなっていました。盛られてきたご飯は普通でした。しかし、おかわりしたご飯がぴかぴかでつぶがたっていておいしかったです。技術が向上しているのか、むらがあるのか、炊きたてだったのか?
お味噌汁が伊勢エビではないのが悲しいですが、合格点でした。
とちぎさん、レポートありがとうございました。炊き上げの技術が向上しているのなら歓迎ですね。でも、やはりムラは避けられないのでしょうかね。あたりはずれがあるとすると、イヤですね。
個人的には、普通に炊飯器で炊いてほしいですが…。
我が家も買い替えを検討中。三洋の銅釜か三菱の炭釜か。10万オーバーの高級機の価格がこなれてきました。
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