風立ちぬ

週末の朝日新聞の別刷り「be」の看板コラム「うたの旅人」は、松田聖子の「風立ちぬ」を取り上げたものだった。作詞の松本隆によれば、この歌は「軽井沢の万平ホテルで見た、風の抜けるカフェテラスをイメージした」のだという。写真の左手、エントランスのすぐ脇にある万平ホテルのカフェテラスは、夏になるとガラス窓が取り外され、軽井沢の風が吹き抜けていく。

asahi.com(朝日新聞社):普通のアイドルに決別 「風立ちぬ」

僕は30年来の「ナイアガラー」なのでこの曲ももちろんリアルタイムで聴き込んでいるし、アルバム「風立ちぬ」も人生でもっとも聞いたアルバムの1つである(大瀧詠一プロデュースのA面だけ)。楽曲について話すと長くなるので控えておくが、このほどリマスタリングされた高音質版(Blu-spec CD)が発売された。松田聖子デビュー30周年を前にした限定発売だそうなので、ファンの方はお見逃しなく。

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風立ちぬ : amazon.co.jp

さて、小説「風立ちぬ」の堀辰雄も軽井沢をこよなく愛し、晩年は信濃追分に定住した。現在はその地に「堀辰雄文学記念館」が建っている。エクシブ軽井沢から歩いて15分ほどの場所だから、ちょっとした空き時間に訪れてみるのもいいだろう。

最後に話を万平ホテルに戻すと、「東急ハーヴェストクラブ軽井沢万平」だった部分は、2009年7月15日より「万平ホテル別館」として、一般のホテルとして営業されている。その前日までハーヴェストクラブだったから、何も変えずにそのまま営業されているようだ。別館は他の棟より営業期間が短く、今年は11月23日までの営業。冬季は休館となる。

2 comments

  1. resortboyさん、こんばんは。

    私も、ハーヴェスト軽井沢万平のその後が気になっていました。従来1月13日まで営業していたものが、返却後は11月23日までの営業と万平ホテルのHPに記載されていたので、ちょっと疑問に思っていました。

    たまたま、本日、ラフォーレ倶楽部の年末年始の抽選エントリー開始日なので、ラフォーレのHPの年末年始の料金案内をみていると

    http://plus.laforet.co.jp/price/index_year.html

    中軽井沢・白河は冬季クローズを予定しております。
    代替ホテルとして、「万平ホテル」を会員様特別料金にてご用意させていただく予定です。詳細は別途ご案内致します。(エントリー対象外となります)

    と出ているではありませんか。最近ラフォーレはシモンズ社のベッドを導入するなど、各施設のリニューアルを積極的に進めています。そうなると、大胆な憶測ではありますが、この別館は改装されて新生ラフォーレとして営業されるのかもしれません。ハーヴェスト会員価格からラフォーレ会員価格へと料金は上がるでしょうが、また会員価格として利用できるのではないかという期待をもって、今後を楽しみにしています。

  2. chessmenさん、こんにちは。今は森トラストグループの万平ホテルですから、東急から離れたらばラフォーレに接近するのは当然、というわけですね。この「別館」は1963年の建築ですから、もうかなり古いんですが、古いのがデメリットにならないのが万平の特別なところです。

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