オフ会・勉強会「KASAの会」の名古屋開催まで、あと2週間あまりとなりました。今回は僕の発表はなく、進行役だけなのでとっても気が楽なのですが（講師の方、すみません）、ぼやぼやしていると当日になってしまうので、それまでの間、できるだけ名古屋のことを意識することで、開催に向けて気分を盛り上げていこうと思います。
というわけで、まずは告知です。3月30日にオフ会を5年ぶりに名古屋で開催します。東海地方の方、この機会に是非ご参加ください。お席も残り少なくなってきておりますので、どうぞお早めにチケットをゲットしてください。
というわけで、そろそろ名古屋行きのチケットやらホテル予約やら、打ち合わせ会場などを考える時期となりました（確定申告も終わったし）。僕が好きなのはサイゼリヤなんですが、まぁそういうわけにもいかないので、どこがいいかなぁと考えて、思いついたところをご紹介します。
名駅から歩いて5分くらいの場所に、アコーホテルズに属する中級ホテル（中級ホテルという言い方はヘンですが、ここはまさに中級という感じのところなんですよ。「高級とは言えない」みたいな感じで）「ザ サイプレス メルキュールホテル名古屋」というホテルがあります。
ザサイプレスメルキュールホテル名古屋 – アコーホテルズ公式サイト – ALL
これは宿泊した時に客室から撮った夜景です。これで名駅からの距離感もわかりますし、名古屋の方ならどれが何の建物か、すぐわかる思います。
このホテルについて語ると長いので（以前から好きでオフ会でも言及したことがあります）すが、ポイントとしては、今は近くに「サイプレスホテル 名古屋駅前」という似た名前のホテルがあるので、間違えないでください、ということです。
サイプレスというのは地元企業（名古屋名物「つけてみそかけてみそ」などを手掛けるナカモ）のホテルブランドで、サイプレスホテル 名古屋駅前の方は以前、ホテルサンルートプラザ名古屋でした（そのため現在もホテルチェーンとしては相鉄グループ）。つまり現在は「名駅桜通口前のサイプレス」は2軒あるので間違えやすい、ということです。
サイプレスホテル 名古屋駅前【公式】| 名古屋駅(名駅) 桜通口近く
今日ご紹介するのは、その「アコーの方のサイプレス」の地下にあるレストラン・バー「WHIZZ By Cypress（ウィズ バイ サイプレス）」です。アコーの公式サイトには「休業しております」なんて書いてありますが、これはナカモ側がちゃんとアコー側と連携していないことの現れです。
というわけで、行くなら一休で予約しましょう。
ウィズ バイ サイプレス – ザ サイプレス メルキュールホテル名古屋/フランス料理 バー [一休.comレストラン]
ここはいわゆる「遅れてきたバブル組」でして、1992年10月に小田急が「ホテルセンチュリーハイアット名古屋」として開業したホテルです。といってもあまりバブリーな感じはなく、むしろ経年劣化が目立つ印象もある施設ですが、この地下のバーは（暗いせいか）バブル当時を思い出させる「需給を間違えた」的な迫力があります。
小田急はこれでも、思い切って宿泊特化型に振って、機能を削った小型ホテルとしてここを作ったと思います。しかしセンチュリーハイアットブランドであったため、どうしても伝統的シティホテルの文法から抜けられませんでした。
結果、1階と地下にちゃんとしたレストランを複数作ってしまいました。高級ホテルなんだからバーがなければならないし、また貸切利用できる宴会場的なレストランも必要、などと考えたため、ホテルの地下にこの「大きな多目的レストラン・バー」ができました（全90席、うちカウンター20席）。
普通のレストランは1階にありますので、この地下の方はあまり使われず、ガラガラ運営となっています（1階もガラガラだが地下はさらにガラガラ）。月・火休みで、他の日も夜だけの営業です。
こうしたいわゆるニューヨークスタイルのインテリアは、むしろ現代のホテルでは主流になっているわけですが、30年以上前のホテルと今のホテルでは建材がまったく違います。そのぬくもりというか迫力。オールドエクシブが好きな方は、きっとここも好きになると思います。
宿泊すれば、アコーのメンバーシップ「ALL – Accor Live Limitless」の特典は普通に使えます。シルバーステイタス（下から2番目）以上だとウェルカムドリンク特典がありますので、このバーでタダ酒がいただけます（2人で泊まれば2人分出ます）。
ALL – Accor Live Limitless – プログラムの特典とステータス
一応ちゃんとしたバーですから、ウェルカムドリンクのチョイスは豊富で、生ビール、ワイン、焼酎、各種カクテル、各種ウィスキー（グレンリベット12年など）から選べました。
17時30分から19時30分はハッピーアワーで、2ドリンク＋1フードでコミコミ2,700円みたいです。
赤穂浪士の影響でホテルは高くなってしまい、ちょっと敷居が高くなりましたが、マリオットやヒルトンに比べればはるかに安いです（マリオットの3分の1、ヒルトンの半額というイメージ）。
ホテルの格式高いバー、良いですね。
今は無き八重洲富士屋ホテルのバーが好きでした。気に入った店には、思い出になってしまう前に行っておかないと、ですね。
東京ベイコートのモナークバーも、凄く雰囲気が良いですよ。
RT社はレストランのシェフだけでなくバーテンダーも良い人材をスカウト等で揃えていますから（那須、湯河原で体験）、彼らとの会話も楽しいひととき。
さらにピアノ弾き語りの時間を狙って一杯飲みに、も贅沢な時間。明後日の湯河原、バーにも寄ってみようかな。
belairさん、コメントありがとうございます。記事はわかりやすいように写真をかなり明るく現像してしまいましたが、実際にはもっと暗くて、いい感じの空間です。
それで、予約しようかと最新情報を調べまして、記事の補足なんですが、このメルキュール名古屋はいま、1Fのレストランで朝食とランチ、地下のここでディナー、と位置づけて営業するように変わっていました。以前はディナーも1Fでやっていたので、記事に書いたようにガラガラでしたが、今はもう少し違うかもしれません（いや、違わないかも）。
色んな意味で象徴的なのが、ナカモがやっている公式サイトです。
ザ サイプレスメルキュールホテル名古屋 – Just another WordPress site
信じられないほど雑です。「Just another WordPress site」とか何なのよ🤣。でも、ここでレストランの営業情報は確認できます。アコーの方は情報が長い間、更新されていません。
RTはバーにかなり力を入れていてえらいですね。例年、カクテルコンテストを開催して報道発表も行い、社員の技術向上と士気を保っていますね。
第27回リゾートトラストオリジナルカクテルコンクール2023を開催 | リゾートトラスト株式会社のプレスリリース